歯ブラシについて
歯磨き習慣のはじまり

B. C.5〜6世紀にインドで起こった歯木(しぼく)と呼ばれる木片を咬砕したもので歯面を磨き始めたのが始まりと言われています。
歴史、起源

仏教が日本に導入された頃には、僧侶、公家などの上流階級が身を清める儀式として歯磨きを行なっていました。

江戸時代になると、歯木は房楊枝(細い木の枝をブラシのように一方の端を噛み砕いて使用するもの)へと形を変えて商品化されました。

1498年に中国の皇帝が豚毛を骨の柄に植えつけたものを歯磨きに使用したものが、最初の歯ブラシであるとされている。

17世紀ごろからヨーロッパでも使用されるようになるが、19世紀に大量生産されるようになるまで一般的ではなかった。

1872年に大阪において鯨のひげの柄に馬毛が植えられた「鯨楊枝」が製造販売

1890年に大阪盛業株式会社が「歯刷子(はぶらし)」の名称で第三回内国勧業博覧会に出品する。

1903年(大正3年)に小林富次郎商店(現在のライオン)が「萬歳歯刷子」を発売。

1917年には歯ブラシ会社が集中していた大阪府八尾市でセルロイド製の歯ブラシの生産がスタート

また、1938年2月24日にはデュポン社がナイロン製の歯ブラシを初めて売り出した。

※諸説あり


歯ブラシの形状、構造

一般的な製品は柄の先端の片側に数十本ごとに束ねられた繊維が複数植えつけられていて

その摩擦によって歯垢などの汚れを落とす。 歯ブラシは先端から植毛部、頚部、把柄部の3つの部分からなり

さらに植毛部の上方をつま先、下方をかかとという。繊維の束は列状に配置されており、一般的な3列植毛のほか

6列植毛、5列植毛、4列植毛、2列植毛、1列植毛のものもある。毛先の形状にはラウンドカット毛と超極細毛がある。

毛切りには平切りのほか山切りなどがある。

360度歯ブラシのように先端が特殊な形状のものもある。

また、スイッチを入れるとモーターにより動作する「電動歯ブラシ」(電気歯ブラシ)もある。